AR機能って何?拡張現実ってどういうこと?

AR機能

 

2010年代に入って急速に聞くようになった言葉に、「AR機能」というものがあります。

「VR機能」だったらゲームの世界でおなじみですが、「AR機能」とは一体なんなんでしょうか。

その仕組みなどをわかりやすく解説しちゃいます!

 

AR機能とは

「AR機能」の「AR」とは、“Augmented Reality(オーグメンティッド・リアリティ)”のこと。

オーグメンティッドとは日本語で「拡張」の意味です。そのままズバリ、「拡張現実」という訳で広まっています。

「VR(ヴァーチャル・リアリティ)」が仮装現実という訳なのを考えれば、なんとなくその概要はつかめてきますよね。

VRが「何者かによって作られた空間に入る」ことならば、ARは「今自分が存在している現実空間に新しく機能を増やす」ことです。

カメラなどを通してディスプレイに表示されている「現実」の世界に、ディスプレイ上に表示されているボタンなどをクリックすることによって、テキストや画像、CGなどを呼び出し、情報を増やすことが目的です。

例えば動物園に行った際、「コツメカワウソ」を見学したとします。

その檻をカメラで写すと、ディスプレイにボタンが表示され、コツメカワウソの情報や生態、様々な画像を見ることができるという優れものなのです。

 

どういう仕組みなのか

「AR機能」の仕組みですが、まず、ボタンを設置するためには位置情報が必要になります。

ひとつはGPSや電子コンパスなどによって、カメラを持っている人間の位置と情報の位置を重ねる方法(パススルー方式)。

もうひとつは、「ARマーカー」と呼ばれる、看板や建物などに特定のパターンをカメラで認識させ、表示する方法があります。

このふたつを利用した街の景観は、まるで近未来SFのようにディスプレイ上にはうつります。

ためしにお出かけ先で表示して見るのもいいかもしれません。

 

AR機能による利点は?

「AR機能」のより良いところは、景観を損ねない、そこに存在する人に負荷をかけない、コストがかからない、というものです。

博物館や観光名所での展示できる情報には限りがありますから、こういった「現実には存在しないボタン」をディスプレイ上に表示させて、それをクリックすることにより、実際の景観は損なわずに、より多くの情報を観光客が手にすることができます。

また、実際に通りなどに看板を立てるのと違い、その場に存在する人間でも興味のない人間にはスルーすることができるという、特定の人物のみに向けた利用ができます。

省スペースでゴミも出ず、維持費もかからず、誰にも迷惑をかけない上に、利用する人にとってはとっても楽しめる素敵な機能なのです。

 

スマホなどで体験できるの?

最近「AR機能」が搭載されてツイッターなどでブームになった、「セカイカメラ」というアプリがあります。
こちらはスマートフォン上で体験できる手軽なAR機能アプリです。

現実の空間をカメラで写し、「エアタグ」と呼ばれるデジタルの情報を載せていきます。

追加は誰でもできて、閲覧も無料です。

秋葉原などは大通りはこのタグでいっぱいですよ。

また、「セカイカメラ」は、AR機能をただ利用しているだけではなく、ソーシャル機能が盛り込まれています。

単純にお店や場所の紹介だけでなく、壁の落書きのような手軽な気持ちで、世界にタグ付けしていくことが可能なのです。

内容もとくに「これ!」と決まっているわけではなく、例えば「ここでプロポーズしてふられた」など、私的な内容でも全く構いません。

さらにオランダの企業が開発した「Layer」というアプリでは、ホテルや駅や銀行、美容院などの情報が共有できます。

ホットペッパーのクーポンが使える店の情報がのっていたりだとか、ちょっと日常をお得にすることも可能です。

キーワードで検索したり、他のユーザーがタグ付けしたものも閲覧できます。

また、Googleマップと提携して、グルメやATM、コンビニなどの地域の役立つ情報をタグで表示してくれる「ご近所ナビ」、東京の地下鉄の方向、その周辺のコンビニや飲食店を表示してくれる「東京の地下鉄」など、様々なアプリがスマートフォンで手軽に閲覧することができます。

「私はガラケーだから」という方でも、KDDIが「実空間透視ケータイ」というサービスを提供しています。

こちらは携帯電話のカメラの映像とGPS、地磁気センサーの情報を基にしたARアプリです。

 

AR機能が広まったら世界はこんなに楽しい!

現在、旅先でもAR機能によって観光案内ができたり、グルメスポットやホテルの情報などを提供するサービスが増えてきています。

そうなると、この広い地球もなんとなく隣の国が近くなったような気分になりませんか?

色々な国や地域、さまざまな施設で徐々に利用が始まっているARをうまく活用して、誰よりも人生を楽しんじゃいましょう!







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