火振りかまくら 2018の日程・時間・アクセス方法 

火振りかまくら

角館、と聞けば「みちのくの小京都」「しだれざくら」なんかがイメージではないでしょうか。

実は、この角館には「火振りかまくら」という、とってもダイナミックで、原始的なのに心おどる小正月の行事が残されているのです。

かまくらと火? なんだか結びつかないイメージですが、開催場所や由来などを教えちゃいますね。

開催場所・時間

2018年の火振りかまくらは2月13日(火)・14日(水)に行われる予定です。

日付は毎年同じで、メインは14日ですが、13日でも充分楽しめるので両日足を運んで見てください。

スケジュールは17:00開始、祈願祭やお祓いを行い、ミニかまくらや露店が開始します。

17:30になると火振りかまくらの開始です。

そして18:00頃にお焚き上げが行われます。

見どころの火振りかまくらは10:00ごろから開始、20:00のクライマックスで花火が打ち上げられて終了となります。

2月13日の会場は「桜並木駐車場」です。

露店がたくさんあるのでまず迷いません。

住所は秋田県仙北市角館町北野97-1です。

14日は角館町の各所で祭りが行われます。

最寄駅・アクセス・駐車場情報

電車での場合、JR角館駅下車のち徒歩15〜20分です。

車での場合、秋田道大曲ICから国道105号経由です。

駐車場は一応ありますが、無料駐車場は50台までしか停めることができないため、できれば早めに訪れたいところです。

満車の場合は臨時の駐車場がでているかもしれませんので、見落とさないようにしましょう。

見どころや楽しみ方

この行事の素晴らしいところは、参加できるタイプの行事だということです。

引火の防止を考えて木綿の法被を着せてもらえば、あなたでも火のついた俵をぐるんぐるん回すことができちゃいます!

火の勢いは思ったより強く、一生懸命回していると、まるで火の玉を振り回しているかのようです。

木の爆ぜる音とこの熱気を味わいたいならば、是非回させてもらうのが吉です。

火を振り回す、ということはおそらく原始的な欲求の一つで、自然と雄叫びをあげてしまう人も多いとか。

振り回す時には紐を頭上にあげて、遠心力で回します。

これが夕闇にあいまって、まるで人の周りを火の玉が回っているかのように見えるんです。

火振り体験は一回500円とリーズナブルなので、是非この機会に体験してみてください。

大人だけでなく、子供も体験することができます。

「火の玉まわしたよ!」なんて自慢できる、最高の思い出になるのではないでしょうか。

回せなくても、お父さんお母さんが回したら「すっごーい!」なんて褒めてくれて株が急上昇かも?

この時期角館はまだ雪深く、白銀の世界に炎の我が宵闇を浮かび上がらせ、とっても幻想的な行事となっています。

炎の暖かさと、雪の冷たさ、夜の静寂が重なり合い、蠱惑的な情景を楽しませてくれるのが「火振りかまくら」です。

また、町内ごとに決まった場所で、お正月のしめ飾りなどを燃やす天筆焼きが同時に行われます。

かまくらのなかには水神様を祀り、火と雪のファンタジスタを楽しむことが可能です。

そして火振りの後の紐や縄を、お守りとして持ち帰ることもできちゃうんです。

これさえ持っていれば家族の安全は間違いなし! って感じですね。

由来

角館火振りかまくらが始まったのは、400年以上も昔のことだと言われています。

火振りは、わら紐の先に稲わらを編んで作った小さな炭俵をつけて、それに火を灯し体を軸にぐるぐると振り回すというものです。

古来から火は神聖なものでした。その火で厄払いをするとともに、五穀豊穣、無病息災、家内安全などを祈願するもので、仙北市指定無形民俗文化財となっています。

初めは農家が広まったこの行事、小正月の行事として有名になり、14日の本番には角館地区の36ヶ所で町内ごとの火振りかまくらが観ることができます。

炎は災厄を祓う

古来より人間は「火」と「水」の関係性について、ずっと聖なるものだと思ってきました。

それは日本だけではなく、ヨーロッパでも魔女狩りで捕まった魔女を裁くには火あぶりをしましたし、原始火が誕生した時に人間は「進化」の一歩を踏み出すとともに、「火」を聖なるものとして扱ってきました。

オリンピックの聖火ランナーも火を神聖なものとして運びますよね。

そして、秋田県民にとってかまくらは、「神様をもてなす場所」でした。

かまくらの内部には必ず水神様を祀るための神棚があるって知ってましたか?

農業が盛んなこの地方では、水神様にいつも五穀豊穣をお祈りしていたのです。

火振りかまくらはそれらのドッキングした行事です。

炎で厄を祓い、神様をお迎えする。

小正月というのは農閑期でもあり、次の年の収穫へ向けて準備の時期でもあります。

家で農耕に使う道具を作りながら、春を待つ……そんな時期に行われるこの行事、是非参加してみてください。

今までと違った角度で日本がみれるかも?







火振りかまくら