2017 奈良 又兵衛桜の見ごろと周辺の楽しみ方。

又兵衛桜

「本郷の瀧桜」という別名を持っているこの桜は、2000年にNHKの大河ドラマ『葵徳川三代』のオープニングで使用されたことで有名です。

下に垂れ下がるように広がる薄紅のシャワーを眺めに、今年の春はちょっと遠出をしてみませんか?

開花予想

又兵衛桜の開花予想は3月の末頃となっています。

2016年は3/23に開花しましたが、今年はやや遅めの予想です。

 

満開時期・期間

見頃は4月上旬〜4月中旬です。

開花してから5日後程度に満開を迎えるので、そこから5日間が最盛期だと予想されます。

例年8万人が観光に訪れるこの桜は、奈良県でも随一のお花見スポットとなっています。

 

桜の種類・見どころ

「又兵衛桜」という名前は、武将・後藤又兵衛にちなんで名付けられました。

後藤又兵衛は「槍の又兵衛」の異名を持ち、大坂夏の陣で豊臣側として活躍しました。

この木は樹齢が推定300年というシダレザクラ。

大坂夏の陣で討ち死にしたという又兵衛が実は生き延びていて、隠遁生活をしていた屋敷にあった桜だとされています。

見学料は無料ですが、桜の維持と管理のために協力金として100円を支払うシステムになっています。

2014年まではライトアップで夜桜が楽しめましたが、2015年から中止になっているようです。

大変込み合いますので、早朝に行って爽やかな朝の空気とともに楽しむのがベストです。

見頃の時期に合わせて「又兵衛桜まつり)が開催され、特産品の販売も行われます。

薄紅色の花びらが地上へカーブを描いて落下するような枝ぶりは、写真を趣味にしている方ならたまらない絶景です。

ぜひ記念の写真を撮って帰りましょう。

周囲の美観を守るために、ゴミは持ち帰るようにしましょう。

 

最寄り駅・アクセス情報

電車での場合、近鉄大阪線の榛原(はいばら)駅下車後、バスで奈良交通大宇陀行きに乗り換えて「大宇陀高校」下車、そこから徒歩約20分です。

奈良交通榛原駅バス時刻表

車での場合、名阪国道針ICから国道369号・166号経由で約40分。

駐車場は普通車が500円〜、大型車は3000円です。

周辺に民間の駐車場が約500台あります。

 

周辺の観光情報

又兵衛桜のある宇陀市には、他にも観光スポットがあります。

まずは「宇太水分神社(うだのみくまりじんじゃ)」をご紹介します。

宇太水分神社

宇太水分(うだのみくまり)神社

こちらは名前の通り、水の配分を司る神様が御祭神。創祀は古く、崇神天皇の時代まで遡るとか。

本殿3棟が国宝に、末社の2棟が重要文化財に指定されています。

【宇太水分神社へのアクセス】
近鉄大阪線 榛原駅下車
奈良交通バス 10番、11番 で 古市場水分神社前(岩崎東口の次です。) 下車 
徒歩5分

また、奈良といえばお寺がとても多い歴史のある町。

「大願寺」の御本尊は、奈良時代に作られたと言われる十一面観世音です。

織田家二代目の高長はこの観音様を深く進行していて、大願寺を織田家の祈願所と設定しました。

こちらの目玉は「薬草料理」。

精進料理なのですが、この一帯が薬草の里と呼ばれていることからそう言われています。

料理にも薬草の天ぷらが入っていますよ。

他にも胡麻団子や黒米ごはんが人気です。

創建が寛永5年(1628年)の「徳源寺」は、小さなお堂だけのお寺。

きちんとした建物こそありませんが、松山藩主織田家四代の五輪塔が残っています。

織田信長の子孫のお墓参りも、歴史を感じるにはもってこいですね。

お花見を楽しんだら「花より団子」ではありませんがグルメも楽しみたいところです。

奈良といえばまずは「奈良漬」。

お酒の匂いがかすかにするこの漬物は、食べ過ぎると酔っ払ってしまうことも。

「三輪そうめん」も外せません。

こちらは奈良の特産品のひとつで、つるつるとした喉越しに細いながらもしっかりコシのある麺がたまりません。

「三輪山本」さんには、製造しているそうめんを食べられるお食事処もあります。

700円〜1200円で絶品のそうめんが味わえます。

高いお値段の商品には柿の葉寿司がついてきますよ!

そうめんといえば、今地元が力を入れている「大和焼きそうめん」はいかがでしょうか。

B級グルメのくくりに入る料理ですが、味は最高。

そうめんをいためた料理といえば、沖縄の「ソーミンチャンプルー」が真っ先に思い浮かびますが、こちらの料理はまるでパスタのような食感です。

郷土料理ではやっぱりおさえておきたいのが「飛鳥鍋」。

こちらは鶏ガラのだし汁に牛乳を加えたお鍋です。

まろやかでコクが出て癖になる味。

飛鳥時代に唐からきた僧侶が、寒さをしのぐためにヤギの乳で作った鍋料理がもとになっていると言われています。

お土産には是非「葛もち」と「きみごろも」をどうぞ。

奈良、特に吉野のあたりは最高品質の葛がとれるといいます。

つるつるもちっとした食感は一度味わうとやみつき。

片栗粉で代用した偽物とは比べ物にならない味わい深さです。

「きみごろも」はぱっと見はまるで厚揚げなのですが、卵をしようした和菓子です。

しっとりふわふわのこのお菓子は、柔らかいので斜めにするだけで崩れてしまいます。

メレンゲ状の卵を使用しているのですが、なんと明治時代からあるお菓子なんだそうです。

奈良は歴史の町なだけでなく、文明開化の町でもあるのですね。







又兵衛桜