「モッテコーイ」と言われても、持って行っちゃダメ 長崎くんち 2016

長崎くんち

長崎といえば「長崎くんち」そう思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

長崎くんち は、長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭で、370年以上の伝統をもつお祭りです。

寛永11年(1634年)に二人の遊女が諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことが長崎くんちの始まりと言われており、江戸時代にはすでに異国情緒溢れる豪華絢爛なお祭りとして評判だったようです。

この奉納踊は国指定重要無形民俗文化財に指定されており、毎年来場者数は20万人を超える長崎最大のイベントです。

日程

長崎くんちが行われるのは毎年10月7・8・9日の3日間です。

今年(2016年)は金・土・日と並びがよいことから、例年以上の盛り上がりが予想されています。

7日(金)諏訪神社 7:00〜

8日(土)鍛治屋町 7:00〜

9日(日)お旅所 7:00〜

ちなみに、菊の節句の9日に行うことから、9日(くにち)がなまって(くんち)となったそうですよ。

見どころ・楽しみ方

長崎くんちには、大きく分けて二つの見方があります。

①踊場(有料の桟敷席)で全部見る

②庭先回りでピンポイントで見る

踊場(有料の桟敷席)で全部見る

踊場は有料ではありますが、全部の出し物をフルで見ることができます。
踊場は諏訪神社、長崎市公会堂前広場、お旅所、八坂神社の4箇所で、スケジュールは各踊場で異なります。

地元の観客からは「モッテコーイ」と掛け声があがりますが、これは退場した出し物に「戻ってこーい」と景気づけをするって意味だそうですよ。

なお、事前予約できる桟敷席は人気のため、よい席は毎年すぐに売り切れてしまいます。
でも、諏訪神社の立ち見席だけは当日販売されるので、今からでも間に合いますよ。

庭先回りでピンポイントで見る

「庭先回り」とは、踊場での披露が終わった後、市内 の事業所や官公庁、各家などに敬意を表して、移動しながら出し物を披露するものです。

移動しながらですので、出し物をフルで見ることはできませんが、十分に楽しめるものを見せてくれます。

また、隊列についていけば再度同じことをするので、見逃した箇所も改めて見るチャンスがありますよ。

ちなみに、有名な龍の舞は「龍踊り」と書いて「じゃおどり」と読みます。

ちなみに、こうして好きな踊りについて行くことを「追っかけ」と呼ぶそうです。
追っかけをしたりじっくり全部見たり…お祭りの楽しみ方は人それぞれですね。

アクセス・駐車場情報

長崎市内へ

各地→長崎自動車道(長崎IC)→長崎出島道路→長崎市内

各地→JR長崎駅

各踊場へ

諏訪神社・・・路面電車「蛍茶屋」行き 諏訪神社前下車

お旅所・・・路面電車「赤迫」又は「正覚寺下」行き 大波止下車

公会堂前広場・・・路面電車「蛍茶屋」行き 公会堂前下車

八坂神社・・・路面電車「正覚寺下」行き 正覚寺下下車

なお、長崎くんちの臨時駐車場・特設駐車場はないようですので、お車でお越しの方は周りの有料駐車場をご利用くださいね。

毎年違った表情を見せる長崎くんち

諏訪神社の氏子にあたる長崎市内の各町が、7年周期の当番制で奉納踊を披露する長崎くんち。

つまり、各町がお祭りに参加できるのは7年に一度というわけです。

そのため、その年のチャンスにかける思いは相当なもので、町全体が観客と一体となって凄まじい盛り上がりを見せます。

そして見る側にとっても、今年を逃すと次に見られるのは7年後。
できることなら7年間通って、全部の奉納踊を見てみたいものですね!

また、370年以上の歴史がある長崎くんちは、古くから外国への玄関口として発展してきた長崎の特徴を非常によく表しているお祭りと言えます。

お祭りを楽しみながらも、国情緒の漂う長崎の景観も一緒に満喫できるのが嬉しい、とっても魅力的なお祭りですね。







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