名護中央公園の桜は沖縄髄一の桜の名所 2017の開花情報と見どころ

名護中央公園の桜

 

沖縄といえば「青い海」「綺麗な青空」=「夏」のイメージが強いと思います。

しかし、それだけではありません。

日本で一番早く「春」が訪れる場所でもあるのです。

今回は、そんな沖縄の春の象徴「琉球寒緋桜(リュウキュウカンビザクラ)」、そしてリュウキュウカンビザクラの名所である本島北部、名護市にある「名護中央公園」について紹介したいと思います。

「リュウキュウカンビザクラ」とは?

琉球緋寒桜

名護をはじめ沖縄本島各地でみられるリュウキュウカンビザクラは本土でみられるソメイヨシノなどとは違う品種で、特徴としては「花びらの色」と「花の咲く向き」、そして「散り方」です。

多くのリュウキュウカンビザクラは濃いピンク色となっています。

もちろん、地域や品種によって白色から濃いピンクまで色合いは様々ですが、「リュウキュウカンビザクラ=濃いピンク色」というのが地元の人たちの間でも定番となっています。

また、リュウキュウカンビザクラは花が開く向きにも特徴があります。

花が咲く時、まるで首を垂れるように下向きに咲くのが最大の特徴と言ってもいいでしょう。

そういった特性を生かして品種改良がなされ、オオシマザクラとの自然雑種として有名な「河津桜」が生まれています。

そんなリュウキュウカンビザクラですが、地元の人たちも口をそろえて言う、もう一つの特徴があります。

通常、桜といえば散りゆく姿もひらひらと美しいイメージですが、リュウキュウカンビザクラの場合、「散る」というよりは「落ちる」という表現が正しく、「ボトッ」と落ちます。

散りゆく姿の美しさはソメイヨシノなどほかの品種と比べると劣りますが、それだけが桜の魅力ではありません。

濃いピンク色の花をつけるリュウキュウカンビザクラは本土の桜とは違う美しさ、濃い色でしか出せない味があるのが特徴ともいえます。

また、日本列島での桜前線は南から順に北上していくものですが、沖縄ではその逆、北から南へと南下して行きます。

そのため、沖縄県内でも一番最初に開花の確認がされるのは沖縄本島でも北部となります。

 

リュウキュウカンビザクラの見頃は?

2017年当初の開花予想は1月10日~1月20日となっており、1月14日には那覇で開花宣言が出されているので、1月下旬はちょうど満開で見頃となります。

また、リュウキュウカンビザクラの見頃は長く、例年1月から3月が見頃となっています。

そのため、ゆったりと見に行く余裕が生まれるのです。

 

沖縄の春の一大イベント「名護さくら祭り」

そんな見頃の1月下旬には「名護さくら祭り」が開催されます。

名護市は沖縄本島北部に位置する街で、リュウキュウカンビザクラの名所としても知られています。

「名護さくら祭り」の会場となる名護中央公園は、名護城一体が整備された公園で、約2kmの遊歩道は2万本のリュウキュウカンビザクラを眺めながら散策ができるお花見コースとなっています。

さくら祭りの開催時期には出店などもあり、食べ歩きをしながら桜が楽しむこともできます。

家族連れ、デート、または1人でのんびり、リュウキュウカンビザクラを眺めながらのんびりするにはもってこいのイベントです。

 

市民の憩いの場「名護中央公園」

祭り会場である名護中央公園は、標高345mの名護岳に位置します。

リュウキュウカンビザクラだけでなく、高台から見渡す名護市内の景観、その向こうに見ることができる海。

リュウキュウカンビザクラと海をセットで見ることができる公園は、日本全国でも珍しい景観です。

名護中央公園へのアクセスは車はもちろん、バスでも訪れることが出来ます。

車でのアクセスの場合、許田ICから国道58号を名護市方面へ北上し、名護市消防署のある「東江4丁目(北)」の交差点を右折し、しばらく進むと左手にあります。

許田ICから名護中央公園までの所要時間は約10分となります。

ただし、名護さくら祭りが開催される日は交通規制があるため、最新情報をこまめにチェックし、時間に余裕を持って行動してください。

バスの場合は那覇バスターミナルから77番、もしくは120番系統の名護行きに乗車し、「名護城入口」バス停で下車し、徒歩5分となります。

こちらもさくら祭りの時期は混雑が予想されますのでご注意ください。

 

沖縄にもちゃんと四季はある。短い春を楽しもう!

「夏の沖縄しか知らない。沖縄に四季があるの?」なんて思っている方、多いと思います。

実際、私も沖縄に移住するまで「沖縄=常夏」と思っていました。

しかし実際住んでみると夏はもちろんイメージ通り「夏」ですが、冬になれば本土と同じく寒いですし、短い冬が明ければ「春」もあります。

本土に比べると圧倒的に春と思える時期は短いですが、そんな沖縄でも3か月も見頃として咲き続けるリュウキュウカンビザクラ。

日本で一番早い花見として、名護中央公園の「名護さくら祭り」はいかがでしょうか。







名護中央公園の桜