東京都港区にある芝公園は、日本で1873年に指定された最初の公園のひとつです。
こちらには古い公園らしいケヤキやクスノキの大木がそびえ、桜も約200本植えられています。
今年の春は芝公園でのんびりお花見はいかがでしょうか?
開花予想
今年の予想開花日は3/24頃となっています。
平年の開花日は3/26で、昨年2016年の開花日は3/21でした。
今年はやや早めの開花となりそうです。
満開時期・期間
例年の見頃は3月下旬~4月中旬となっています。桜の見頃は開花から4、5日後から始まり、満開から約1週間ほど楽しめます。
4月の上旬に満開の時期があたりそうです。
桜の種類・見どころ
ソメイヨシノ、サトザクラ、ヤマザクラなどが植えらえています。
敷地内には、東京プリンスホテルパークタワーの横に、東京都指定史跡の前方後円墳があり、その上に第一の桜スポットがあります。
芝公園自体の標高が高く、さらに古墳なので軽い丘のようになっており、登って観る桜は格別。
弁天池の周辺にも桜が植えてあり、そちらはお花見シーズン中、地元商店街のぼんぼりが点灯されます。
水面に浮かぶ花びらが風流です。
夜桜鑑賞についてですが、桜自体のライトアップはないものの、東京タワーのライトアップと桜が相まって非常に都会的な景色を楽しむことができます。

公園内のどこからでも観ることができるので見逃すことはありません。
芝公園は東京ドームの2.5倍の広さがあります。
ゆったりと散歩をしながら緑と桜を楽しみたいですね。
入園料は無料なので、桜の季節以外も散策を楽しみたいものです。
最寄り駅・アクセス情報

JR浜松町駅下車、徒歩約12分です。
もしくは地下鉄三田線の芝公園駅下車徒歩2分、御成門駅下車徒歩2分です。
車での場合、近隣の有料の駐車場に停車してください。
周辺の観光情報

増上寺と東京タワーのツーショット
まずは箱根駅伝のコース沿いにあることで有名な「増上寺」。
こちらはお花見シーズンには境内の裏手に約300本のソメイヨシノが咲き誇ります。芝公園とのお花見のはしごも楽しそうです。
増上寺は浄土真宗の七大本山のひとつ。
徳川家の菩提寺として知られている由緒あるお寺です。
徳川家康の像や宝物殿など、みどころもたっぷり。
都内有数のパワースポットとも言われています。
効果は主に勝運と厄除けになります。
3つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」から解脱できるという三解脱門をくぐるのも精神によさそうです。
そして何と言っても芝公園からは約550mの近さに東京タワーがあります。
地上15,の大展望台と地上250mの特別展望台があり、そのどちらからも景色を眺めることができます。
東京の夜景を一望するもよし、水族館で地上とは思えない魚たちの楽園を覗き見るもよし。
スカイツリーができても東京タワーはカルトスポットとして残っていきそうです。
ちょっとディープな蝋人形館などもありますし、ガラスの上からその高さを味わうことのできるルックダウンショウウインドウもあります。
ここだけで1日楽しめちゃいますよ。
東京タワーの内部には「タワー神社」があり、「何かを高くしたい」ときにこちらを参拝するとご利益があるとされています。
業績、自分の能力、住んでるマンションの階数……高さに関するものならばなんでもいいところが懐が広いですね。
また、芝公園のある港区は大使館が多いことで有名です。
ということは、たくさんのグルメが気軽に味わえるということ。
「タイ国専門食堂」では絶品のタイカレーがいただけます。
辛さもちょうどよく、後を引く味ですよ。
「place in the sun」はハンバーガーとサンドウィッチの専門店。
素材にこだわった手作りの味が楽しめます。
チーズバーガーやアボカドバーガーが人気ですが、隠れた名作テリヤキユズコショウバーガーもお肉にふわっとゆずが香り、ぴりっと辛くてぺろりとたいらげられる味です。
たくさん食べたい! 和食がいい! という方は、「ざるそば屋(芝)」のおそばはいかがでしょうか。
こちらのおそばはなんと“普通盛り”が500g!!
大盛りになると1kgになります。
ラーメンなどのガツンとした味ではないものの、結構ジャンクなお出汁です。
お昼から行列のできる人気店で皆さんぺろっと食べてしまいます。
量が不安な場合はシェアしてもいいですね。
「Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)」はベルギー発祥のベーカリーレストラン。
タルティーヌという、スライスしたパンに具材をのせていただくオープンサンドが人気です。
老舗で食べたい、というときは創業200年のうなぎの名店、「野田岩」はどうでしょう。
個室や離れがあり、ゆっくりと食事を楽しめます。
ふっくらと炭火で焼きあがったうなぎはとってもジューソー。
白いご飯とタレがよく絡んで最高です。
ランチだと少々手軽に食べられるので、ぜひ足を運んで見てください。