2017 須磨浦公園の桜 一ノ谷の闘いで散った平敦盛を想い、「カーレーター」で日本一の乗り心地の悪さを体験する。

須磨浦公園の桜

 

平貞盛が継いだ平家一門。一ノ谷の闘いで若き命を絶った平敦盛。

平敦盛は、平清盛の弟である経盛の末子です。

一ノ谷の闘いとは、源義経・源範頼軍が一ノ谷にて平氏軍を破った戦いです。

この戦いで、平敦盛は熊谷直実によって討たれてしまうのです。

「平家物語」では“敦盛最後”として書かれています。

このような物語があった一ノ谷のある場所に須磨浦公園があります。

昭和天皇ご成婚記念として造園されました。

この記事では、須磨浦公園の桜の開花予想、満開時期・期間、見どころなど
をご案内していきます。

2017年春のおでかけプランに是非ともいかがでしょうか。

 

須磨浦公園の桜の開花予想

須磨浦公園の去年の開花宣言は3月26日でした。

2017年は今のところ例年通りの開花と予想されます。

 

須磨浦公園の桜の満開時期・期間

須磨浦公園の去年の満開は4月3日でした。

2017年は、例年通り見頃は3月下旬~4月上旬と予想されます。

詳しく知りたい方は時期が近づいてきましたら「公益財団法人 神戸市公園緑化協会http://www.kobe-park.or.jp/sumaura」などをご参考ください。

 

須磨浦公園の桜の種類・見どころ

ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラ、シダレザクラなどの桜が約3200本植えられています。

美しい桜色の濃淡を楽しんで頂けると思います。

神戸市内で最も桜の本数が多い場所として有名です。

須磨浦山上遊園へのロープウェイ(大人900円・小人450円)に乗りますと、ロープウェイの窓から広がる桜も楽しめます。

ロープウェイを降り、カーレーター(300円)に乗って2分20秒ほどで回転展望台へ行くことができます。

このカーレーターと言われる珍しい乗り物に乗ってみることも楽しみの一つではないでしょうか。

“日本一乗り心地の悪い乗り物”として既に50年が経っています。

振動が思った以上にすごい乗り物なので、乗り心地の悪さを逆に楽しんで見るのもいいかもしれません。

以前、あまりにも乗り心地が悪い乗り物としてTVで紹介されたほどです。

展望台からは明石海峡や淡路島、そして大阪湾の遠望もできます。神戸空港の旅客機も見えますよ。

海の風景と桜のコントラストを楽しんでみてくださいね。

夜桜を楽しみたい方に、桜の見頃期間中に須磨浦公園西エリアと須磨浦山上遊園がライトアップされます。

夜にライトアップされて浮かび上がる艶やかな桜は、昼間とまったく違う表情を見せてくれることでしょう。

ライトアップ内容に関しましては「山陽電車ホームページ」でお知らせしています。どうぞご参考ください。

 

須磨浦公園への最寄り駅・アクセス情報

住所:兵庫県神戸市須磨区一ノ谷町5-3-2

電: 山陽電車「須磨浦公園」下車、徒歩すぐ。
   JR須磨駅から徒歩約10分
  
車:第二神明垂水ICまたは須磨ICから約15分

駐車場:200台(駐車場に関するお問い合わせ:078-734-1355)   

駐車場は須磨海づり公園と共同です。

海づり公園のお客様が多いと混むことがあります。

桜の時期は電車をご利用されたほうが無難かと思います。

 

須磨浦公園の桜を楽しむために

山陽電車の須磨浦公園駅は近畿駅百選に選ばれた事があります。

桜の時期は電車から降りると目の前に満開の桜が優しく出迎えてくれます。

須磨浦公園は松林も見事です。

青々とした松林に守られて喜んでいるかのように咲いている桜を見ると穏やかな気持ちになります。

そして松林の木々の間から射し込む光で桜が違った表情を見せてくれます。

光と影が加わり、きっと幻想的な気分にさせてくれることでしょう。

須磨浦公園は「一ノ谷の闘い」があった場所にあります。

平敦盛は容姿端麗であったと言われています。

まだ16か17歳の青年でした。熊谷直美は敦盛品格と凛とした態度に討つことをためらいます。

しかし最後には敦盛の「早く首を取れ」と叫んだ声の後、直美は敦盛の首を取るのです。

武士でなければ弓矢を持って戦うこともなかった、これほどまでに辛い目に合うこともなかったのにと直美は嘆き続けたと言われています。

敦盛は笛の名手でした。

戦いの場にも笛を持っていた敦盛。

敦盛亡き後、1本の笛が見つかります。

明け方に笛を吹いていた人がいる、敦盛だったと気がつきます。

敦盛が討たれるまでの経緯を源義経に話し、最後まで凛とした高雅さに心打たれ、笛を見た人々は涙を流したと言われています。

このような悲劇の物語がある場所に須磨浦公園があります。

そして、そこに咲く約3200本の桜は、敦盛の魂を優しく穏やかに包み込んでいることでしょう。

耳を澄ますと笛の音色が聴こえてくるかもしれませんね。

是非、須磨浦公園の桜を見ながら、このような物語があった場所が今では平和そのものであることを肌で感じてみてくださいね。







須磨浦公園の桜